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言語聴覚士学科  『「感動できる仕事」が、ここにある——失語症の日イベントで芽生えた想い【後編】』

2026年6月7日

前編のおさらい

4月25日「失語症の日」イベントに参加した大阪医療福祉専門学校 言語聴覚士学科の学生たち。

前編では、失語症の基礎知識と、当事者・ご家族のリアルな声に触れた学びをお伝えしました。

全編の内容はこちらでチェック!



後編では、学生たちの心を動かした「2つの声」と、本校の教育への想いをお届けします


登壇者の方が、こんなことを話してくださいました

「失語症になってから、うまく言葉が出ない自分が恥ずかしかった。だから人と話したくなかった。」

その言葉を聞いた学生は、胸が苦しくなったといいます。

感情を動かされるということは、その人の「現実」に触れた証拠

症状そのものの辛さだけでなく、「うまく話せない自分」を恥ずかしいと感じてしまう——そんな二重の苦しさを、当事者は抱えていることがあります。
言語聴覚士の仕事は、言葉を「訓練」するだけではありません。その人が再び「話したい」と思える心を、一緒に取り戻していくことでもある——そのことを、涙とともに感じた瞬間でした。


「退院したらなんでもできると思っていた」——当事者の言葉が教えてくれたこと

ある当事者の方がこんな言葉を口にされました

「病院を退院したら、なんでもできると思っていた。でも現実はそうではなかった。」
入院中のリハビリは、ゴールではなく「スタート」に過ぎない。退院後も、日常生活の中で壁にぶつかり続けている方がいる——その現実を、当事者の言葉で初めてリアルに感じました。

病院の中だけでなく、その人が地域で、家庭で、どう生きていくか——言語聴覚士には視野の広さも求められています。


イベントで出会ったのは、「困っている人」だけではありませんでした
失語症になっても、自分らしく、前向きに生きている方々がいる。地域活動に参加し、仲間と笑い合い、社会とつながろうとしている。


その姿を見て、ある学生はこう思ったそうです

「言語聴覚士として、その人の『一歩』を支えられる存在になりたい。」

「明るく元気に活動されている失語症の方の話を聞いて、自分もその一歩を支えられるようになりたい」

これこそが、言語聴覚士を目指す上で何より大切な「原点」ではないでしょうか


大阪医療福祉専門学校が大切にしていること



今回のイベント参加は、本校の教育方針を体現するものでもあります

本校の言語聴覚士学科では、授業で「知識」を学ぶだけでなく、現場や当事者、ご家族との関わりの中で「感覚」を育てることも大切にしています

当事者・ご家族との交流機会
現場に近い実習・演習カリキュラム
勉強から離れていても無理なく学べるサポート体制

「資格が取れる学校」ではなく、「技術と心、両方を大切に育てる学校」を目指しています


今回のイベントで学生たちが感じた「涙」や「一歩を支えたい」という気持ち——これは、言語聴覚士という仕事の本質そのものです

技術と知識を持ちながら、人の人生の転機に寄り添える仕事

それが「言語聴覚士」です

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