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学生のボランティア体験記

2014年3月14日

今日は、作業療法士学科(夜間部4年制)新2年生の学生が、東日本大震災のボランティアに参加した体験記をご紹介します。

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こんにちは。

私は、平成25年10月31日から11月2日まで、復興支援とともにその時の気仙沼の状況が知りたいと思い、NPO法人「底上げ」というボランティア団体で、活動に参加させていただきました。

実際に自分の目で見てみると、テレビや新聞ではわからなかったことも多く見られました。

現地に赴くまで知らなかったことがたくさんあり、自分の目で確かめることがいかに重要かを痛感しました。

そこで、皆さんにもメディアと実際の違いを感じていただきたいと思い、
このような場で私が見てきたものの一部を発信する機会をいただきました。

皆さんは知っているでしょうか。
3月11日の東日本大震災の宮城県の被害が
どれほどのものだったかを。

気仙沼市鹿折地区では、津波の高さが約4.5m、
写真ほどの高さまであったことを。

石油や重油タンクが破壊され、引火して広範囲に火が広がり、鎮火したのが発火してから約12日後だったことを。

避難所であった多くの学校の中に、遺体安置所となっていたところがあるということを。

仮設住宅や仮設店舗はあるというものの、保証期間が限られていて解体されてしまうということを。

また、必死に土地を探すものの、土地のかさ上げが完了するのが平成30年といわれていて、どうすることもできない状況にあることを。

南三陸町では未だ200人以上の行方不明者がいることを。

「内陸地だから津波の被害はないだろう。」
「高いところに住んでいるから大丈夫だろう。」

そう思う方もいるかもしれません。
どの地域に住んでいても、津波や地震、その他の自然災害の被害を受けるということをどうか忘れないでほしいです。

大切な人を失わないためにも。
大切な人を守るためにも。

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学校での勉強はもちろん、学外の活動からも多くのことを学んでいるようです。

チャレンジする学生を今後もサポートし続けます!!

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