作業療法士学科「第2回プレスクール」を行いました!!
2011年10月18日
作業療法士学科の専任教員より、第2回目のプレスクールの様子を報告します☆
プレスクールとは、来年4月にご入学予定の方の、入学前教育です。
今回のテーマは「作業療法体験②」!!作業療法の治療手段である、作業を体験して、作業療法士の視点で作業を分析しました。第1回は「身体の側面」から骨や筋肉などの視点から分析するという内容でしたが、今回は個人作業と集団作業の違いに注目し、「心の側面」から作業を分析しました。
今回取り組んだ作業は「切り絵」です。今の季節にぴったりのコスモスを切り抜き、色を塗った障子紙に貼り付けて作品を完成させました。作業療法士の卵とはいえ、切り絵をすると、細かい作業が得意な人、苦手な人に分かれます。
ですが、さすがに作業療法士を目指す学生が集まっているだけのことはありました!!得意な人は苦手な人を助けたり、他のところでがんばったり・・・細かな気配りを見せて、みんなの力を合わせて作品を完成させてくれました。
ここからが作業療法士学科の入学予定者にとって本番です。今回行った作業を振り返ります。
個人作業と集団作業の違いは何だったのでしょう??今回はあえてプレスクールの中で答えは示さず、今日の作業療法体験の中で感じたことから答えを出してもらいました。
感想文に書いてくれた例です。とてもよい視点で見ることができています。
・個人作業だと、集中して行える、不器用だと感じた、時間を忘れて集中する・・・などなど
・集団作業だと、楽しかった、自分の想像を超えた作品になる、皆と仲良くなれる・・・などなど
いろんな個性が集って一つの形になっていくのが、作業療法の魅力!! 教科書に載っている答えだけでなく、自分自身の体験を通じてひとりひとりが自分なりの答えを見出してくれました。
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