卒業研究発表

新型コロナウイルスにおける遠隔授業による評価実習の満足度調査

2021年度 【作業療法士学科 夜間部】 口述演題

背景

今後もZOOM実習が予測され,改善点があると感じた為アンケートにより満足度を調査し,客観的に改善点を模索した.教員や学生,そしてスーパーバイザーにとって有益な情報となり実習を実りあるものにする上での一助になればと考えた.

対象および方法

大阪医療福祉専門学校のうち作業療法士学科昼間部3年生37名,夜間部4年生32名を対象とする,ZOOM実習の満足度についてのアンケートを実施し47名の回答を得た.

結果

「ZOOMでの実習は満足できましたか?11段階評価で教えて下さい」にて平均満足度は6であった.上記の満足度をそれぞれの項目別に比較した際に下記の結論が認められた.

結論

①グループワークについて全体的に満足した人は30%.学生間のコミュニケーションはあまり満足度に関係なく,進行内容,通信の悪環境,学生対先生の交流の少なさが満足度に影響していると考えた.②3大欲求である睡眠は5~7時間が適切で,食事も3食バランスを考えて食べた人の満足度が高い.③ZOOM実習に変更になった際のモチベーションの変化について,意外なことにモチベーションが上がった人の満足度は低く,モチベーションが下がった人の満足度は高いことがわかった.

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