卒業研究発表

生理不順,日常生活,ダイエットがPMS症状に与える影響についての調査

― 本校女子生徒からのアンケートより ―

2021年度 【理学療法士学科 昼間部】 口述演題

背景

PMSの代表的な症状として、「イライラする」「怒りっぽくなる」などの精神症状や「下腹部痛」「乳房痛」のなどの身体症状が挙げられる.本研究は,生理不順,日常生活,ダイエットがPMS症状に与える影響についての調査を行った.

対象と方法

対象は,18〜46歳に該当する本校女子生徒292名に対して,Googleフォームによるアンケート調査により実施した.

結果

PMS症状の有無による生理周期には2群間,4群間ともに有意差は認められなかった.次にPMS症状の有無により入浴回数,時間ともに有意差は認められなかった.またダイエットの有無では有意差が認められたが,ダイエット期間・内容に関して有意差は認められなかった.

結論

今回,生理不順,日常生活では統計上では有意差がみられなかったが,円グラフ上では,多少の差を認め,ダイエットをしている人はPMS症状が出現しやすいことがわかった.しかし,ダイエットの具体的な内容や体重減少量,期間には有意差が認められなかったため,今後,サンプル数,アンケート項目を増やして検討したい。

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