卒業研究発表

COVID-19が訪問リハにもたらした影響・変化

2021年度 【作業療法士学科 昼間部】 口述演題

背景

酒向らは,リハビリ施設は「患者自身に外出禁止」,「家族面会の禁止」,「3密の防止」などの感染予防対策努めていると述べている.また,訪問リハの満足度調査によると,訪問頻度と訪問時間に対する満足度は比例していると述べている.厚生労働省は新しい生活様式が提案され,人々の間に浸透してきたように思われると述べている.

対象者および方法

対象は訪問リハビリテーションのセラピスト18名.COVID-19による影響についての内容をGoogleフォームにてアンケート調査を実施した.

結果

利用者件数は①コロナ前から流行初期では「増えた10%,減った60%,変わらない30%」であり,②流行初期からR3年3月では「増えた21%,減った42%,変わらない37%」とやや増加傾向であった.また,満足度は①では平均7.28であり,②では平均7.5と向上がみられた.

結論

アンケートの結果からCOVID-19により身体機能だけでなく,認知機能や精神面にも影響がもたらされたと考える.そのため,訪問リハでは認知機能低下の予防やストレス軽減することにも目を向けなければならない.

記事一覧
大阪医療福祉専門学校 TOP

CATEGORY MENUカテゴリーメニュー

もっと詳しく知りたい方は