卒業研究発表

色覚検査の重要性

2021年度 【視能訓練士学科 3年制】 口述演題

背景

中村は,色覚検査は2003年から学校保健法の必須項目から外されたが,色覚異常を知らず学校生活や就業中に不測の不利益や誤解を生じるため2016年から任意で行われる様になったと述べている.本研究では,色覚多様性の認知度と色覚検査の重要性について正しい知識を持ってもらうこと,また,今後医療従事者として働くにあたり理解をしてもらうことを目的とした.

対象者および方法

対象は,本校理学療法士学科1年生41名,作業療法士学科1,2年生69名の合計110名を対象とした.方法は,アンケート1入力,プレゼンテーション,アンケート2入力後分析比較した.

結果

アンケート1とアンケート2について,①色覚検査について知っていますか,②日常生活に支障が出ると思いますか,③色覚検査は必要だと思いますか,の3項目すべてにおいて有意差がみられた.

結論

プレゼンテーション後, 色覚多様性への理解も向上したため医療従事者としての働く上で色覚検査の重要性をつたえることができた.

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