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メディカルトレーナー部活動報告 テーピング講習編

2014年10月17日

今日は放課後の機能訓練治療実習室で「足首のテーピング」の講習です :sign02:

後日行われる「スポーツセラピーコース」のコース授業で1年生にテーピングの巻き方をレクチャーするために、メディカルトレーナー部の部員4名が一生懸命にテーピングの練習をしていました :good:

ちなみに・・・
今年度から始まった理学療法士学科昼間部の「コース活動」第1回目はこちら☆

理学療法士学科では1年生の後期に、「スポーツセラピーコース」「ウェルネスコース」「地域リハコース」の3つのコースのうち最も興味のあるコースを選択し、週に一度コース授業を展開しています :shine:

これは、理学療法士になるために必ず履修しなければならない授業はもちろんですが、それに加えてさらに、興味のある分野の専門的なことを学んで将来現場に出てから活かせるようにするための取り組みです :rock:

さて、話を部活に戻しましょう :note:

顧問・菊地先生のテーピング講習が始まりました 8)
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スポーツ選手のケガで非常に多いのが、「足首のねんざ」です :sweat01:

スポーツ業界でトレーナーとして活躍するためには、足首のねんざ用にテーピングを施せるようになることが基本中の基本なんです!

部員の学生も菊地先生のお手本を見ながらテーピングをしています :dash:

最初はこのように、アンダーラップ(粘着力が無くやわらかいテープ)を巻くところから始まります。※肌荒れ防止用です!
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はい、アンダーラップ完了!
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そして、ここからが本格的な機能のあるテーピング :run:

肌色の伸縮性のあるテープを貼っていきます!
DSCF1693[1]

足首に対して縦方向に貼る「スターアップ」。
血流が悪くなり、くるぶしの突起のところに血が溜まって血腫ができないように、そして圧迫してしまわないように貼ります。
DSCF1695[1]
また、かかとの外側から内側に向かって横方向にぐるっと巻きつける「ホースシュー」は馬(ホース)のヒヅメにつけるU字型の鉄製具(シュー)になぞらえた呼び方です :mrgreen:

「ヒールロック」はねんざした後に足首を再び内側にひねってしまわないように、かかと(ヒール)を外側に固定(ロック)するテーピングの方法です。
↑↑これ大事!!

ねんざをして痛んでいる間は歩き方が不安定になっているので、もう一度足首をひねってしまいやすいんです :coldsweats:

このとき、もう一度ひねってしまうことのないように足首を押さえる働きをするのがテーピングです :flair:

みなさん、肌色のテープと白色のテープの違いって知っていますか?

:club: 伸縮性テープ→テープ自体が縮もうとするので、動きを押さえる(制動)+筋肉をアシストする働きがある。
:spade: 非伸縮性テープ→固定する働きが強い。

なので、内部で出血しそうな時などは筋肉を圧迫しないように非伸縮性テープ、出血はせず、これからスポーツをしようという時には足をひねらないように動きを抑える伸縮性テープを使用するそうです :run:

テーピングの巻き方や使用するテープには一つひとつ違いや特徴があり、それぞれの状況や目的に応じて方法を変えていく必要があります :sign02:

テーピングをする際には色々な知識が必要なんですね :note:

菊地先生の見事な手さばきに部員たちは驚き、「もっと練習しないと!」と焦りながらこの日の部活を終えました :dash:

「スポーツセラピーコース」のコース活動の時に、部員たちは自信を持って来てくれるのか、それとも不安な表情で来るのか・・・

(つづく。)

:run: スポーツ理学療法〜メディカル・トレーナー部の取り組み〜を動画で公開中!!

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