視能訓練士学科3年制 海外研修レポートVol.3
2015年10月16日
今日からポートランド・コミュニティカレッジ(PCC)での研修が始まりました
大学は綺麗でとても広く、圧倒されました
まずはオープニングセレモニーで、カレッジの先生方が温かく歓迎してくださいました
代表の学生が英語でオープニングスピーチを担当し、堂々と話すとができました
お褒めの言葉をいただき大成功でした
その後、キャンパス内を案内していただきました
案内をしてくださったのはなんと、日本からの留学生の方でした
キャンパス内にはジムや学習センターがあり、豊富な設備に学生達は皆興味津々で見学していました
続いて、いよいよ講義です
午前中は「アメリカの医療保険制度」について学びました
アメリカの医療制度はとても複雑で、かつては欠点も多かったようですが、オバマ大統領が医療制度を改革するために計画した「オバマ・ケア」が開始されたことにより、利点が増えてきたそうです
アメリカの医療保険制度を理解できたと同時に、日本の国民皆保険制度の素晴らしさを再認識しました
午後からは「米国の眼科関連職種」と「眼内レンズの歴史」の講義を受けました
「米国の眼科関連職種」では、日本にはないアメリカの4つの職種について学びました
また、スマートフォンを用いて眼の屈折度数や眼鏡レンズの度数測定などの眼科検査を行うことができる最新機器を紹介していただき、医療機器の進歩にとても感動しました
「眼内レンズの歴史」では、先人たちの試行錯誤の積み重ねによって、現在の白内障の手術方法やIOL(白内障の手術後に眼の中に入れる人工のレンズ)の形になったと教えていただきました
ジョークを交えた講義に、とても楽しく学ぶことができました
75分間の講義はあっという間
講義中に質問が出ると、説明の途中でも答えて下さるのがアメリカンスタイルです
学生はすぐにそのスタイルに順応し、講義中でも活発に挙手をして質問をしていました
研修終了後はショッピングセンターでお土産などを買い、夕食はアメリカンスタイルでバイキングをいただきました
どれも美味しく、皆お腹いっぱい食べてホテルへ戻りました
明日はいよいよ、実習と文化交流です
次回のブログをお楽しみに
【視能訓練士学科3年制】の授業の様子はこちら☆