視能訓練士学科3年制 海外研修レポートVol.5
2015年10月26日
研修最終日の様子をお伝えします
まずはライオンズ・アイバンクへ行きました
角膜の移植手術方法や移植時に使用する機器の話を聞き、実際に取り出された眼球を見せていただきました
またドナーを提供してくださった方のご家族へのフォローの流れなどを詳しく聞かせていただき、精神面のサポートも重要であることを学びました
続いてオレゴン健康科学大学付属病院では最新検査機器を見せていただき、受診時の検査の流れも教えていただきました
検査室は全て個室で、32室もあることに学生達は驚いていました 8O
その後、ゴンドラに乗りケーシ眼科学研究所へ移動します
ゴンドラからはオレゴンの美しい街並みを一望でき、みんな大興奮でした
研究所では主にOCTという検査機器の研究をしており、実際にOCTの制作をされている部屋も見せていただき、OCTは常に進化を遂げていることを実感しました
またここではビジョンバン(眼科専門の検診バス)の見学やアメリカの斜視や弱視治療の講義もしていただきました
ビジョンバンの見学では、保険に加入していない人や貧しい方に無料で検査を行っていると聞き、講義ではアメリカにおける斜視弱視の治療・訓練の実際を学ぶことができました
そしてスタッフはボランティアで、運営費用は寄付金でまかなわれているということに全員がとても驚きました
研修の最後はホテルに戻り修了式 歓談をしながら夕食もいただきました
代表の学生3名がお礼の言葉を述べ、修了証を授与していただきました
この3日間で日本では決して学ぶことのできない貴重な経験をし、アメリカとの文化の違いを身にしみて感じることができました
この経験を活かし、臨床の現場で精一杯頑張ってくれることを願っています
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