作業療法士学科 当事者の方にお越しいただきました!
2015年11月24日
本校では毎年、頚髄損傷の当事者の方にお越しいただき、学生の評価の練習にご協力いただいています
今年は4名の当事者の方々が参加してくださいました
頚髄損傷とは・・・外傷によって首の骨に損傷を受け、手足に麻痺がおこることです。
お越しになった皆さんは車椅子ツインバスケットボールチームのメンバーで、スポーツをはじめ旅行など様々な活動に参加されています
午前中は障がい者スポーツについて講義を受けました
陸上競技や野球、サッカー、ラグビーなどたくさんの競技があり、様々な障がいをお持ちの方が参加できるようになっているとのことです
講義の後は検査・測定などの評価をさせていただきました
手足に触れ硬さや太さを感じたり、動かした時に痛みが無いかを確認したりと授業で学んだ評価方法を実践します
また、食事や着替えはどのようにしているかなど、普段の生活の様子も聞かせて頂きました
学生達はとても真剣な表情で話を聞いています
午後からは、車椅子から自動車に乗り移る場面を見せていただきました
足でアクセルやブレーキの操作ができないため、ハンドル操作を含め、全て手で行います
車に乗り込む様子や車椅子を車の中に運ぶ様子を見て、学生から歓声が上がりました
「すごい」「こんなことまで出来るんだ」など、学生からは驚きの声が多く聞かれました
作業療法士学科では、実際に体験して学ぶ授業を多く取り入れています
今回も教科書では学べない事を授業を通して学ぶ事ができました
本当に素晴らしい体験をさせていただいた1日でした
作業療法士学科【夜間部4年制】
授業の様子を動画で配信中☆