メディカルトレーナー部活動報告 @摂津高校
2016年9月20日
大阪府立摂津高等学校の野球部の部員達に対し、ケガの応急処置やストレッチ、トレーニング指導を行いました
今回のメンバーはこちら
メディカルトレーナー部員はもちろん、理学療法士学科のスポーツセラピーコースの学生も参加しました
摂津高等学校は大阪府摂津市にある公立高校で普通科と体育科が併設されており、公立高校では珍しく芝のひかれた綺麗なグラウンドが特徴的です
今回の活動内容はコチラ
ストレッチ指導
投手(肩や軸足の強化、投球時のフォームについてなど)
野手(軸足など下半身の強化、走塁指導など)
マネージャー(熱中症予防、テーピング講座など)
の3グループに別れてトレーニング指導
と盛りだくさんの内容で、菊地先生と部員達は大忙しでした
顧問の菊地先生から挨拶があり、いよいよスタート
まずはストレッチ指導を行いました
毎日練習で身体を酷使していることもあり、「痛い!」という声があちらこちらから聞こえてきました
普段のストレッチではほぐし切れていなかった部位があることが分かったようです
上手くストレッチが出来ていない選手を見つけると、すぐに部員が駆け寄り「痛いときはしっかりと息を吐いて」とサポートしていました
続いて、投手・野手・マネージャーに別れての指導に移ります
菊地先生を中心に、部員達もサポートに当たります
投手・野手両方に必要なのが「軸足」の強化です
軸足の強化は投球時のコントロールの向上に繋がり、試合の終盤に疲れが出た際、コントロールが乱れにくくなるといった効果があります
自分では気が付きにくい骨盤の傾きを正しい位置へと修正
マネージャーへのテーピング指導では菊地先生の手を借りることなく、部員達が正しいテーピング方法をレクチャーしていました
夏に3回実施した「トレーナー講習会」の経験が早くも活かされています
「トレーナー講習会」の様子はコチラ
高校運動部のマネージャー対象「トレーナー講習会」を開催しました!
第2回 高校運動部マネージャー対象「トレーナー講習会」を行いました!
第3回 高校運動部マネージャー対象「トレーナー講習会」を行いました!
また、痛みを抱えている選手へ個別で指導をしました
野球という競技柄、肩や指先といった上半身に痛みを抱えている選手が多くいました
菊地先生に負けず劣らず、部員達も処置にあたりました
今年4月に入学したばかりの1年生も、適切なアドバイスができていました 頼もしいですね
これまでの活動では主に下肢部を診ることが多かったため、肩などの上肢のストレッチについて学ぶことができ、貴重な経験になったのではないでしょうか
メディカルトレーナー部での経験は、実際に臨床現場に出た時に必ず役に立ちます
新しいことはどんどん吸収し、立派な医療人を目指して頑張りましょう
最後に摂津高等学校のSポーズで記念撮影
摂津高等学校野球部の皆さん、ありがとうございました
今後の活躍を期待しています
スポーツ理学療法~メディカルトレーナー部の取り組み~