視能訓練士学科3年制 メイク・マナー講習
2014年6月16日
視能訓練士学科3年制課程の3年生が「メイク・マナー講習」を受けました
専門学校の学生にとって、実習、国家試験と並び3年間で最も大切な位置づけにある就職活動がいよいよ始まりました
本校のキャリアセンターには膨大な量の過去の受験データや、最新の求人票がおいてあります。
けれど、就職活動では実際にどういう準備をすればよいのか分からない学生も多く、なかなか最初の一歩が踏み出せないようです :|
そこで、社会人としての立ち居振る舞いを身につけ、就職への意識を高めることを目的として、滋慶教育科学研究所の近藤菜穂子先生を講師としてお招きしました。
女子学生対象の「メイク講習」と学生全員が対象の「マナー講習」を受講しました
「第一印象は長くとも15秒までに決まる。そのイメージを覆すのに半年以上かかるといわれています。つまり就職活動では、第一印象が大切です。」という言葉に、学生の顔もピリッと締まりました
まずは自分を客観的に見るために、1分間スピーチを行い、その姿をビデオにとって確認します。
自身の話す姿を見て、話し方、声の大きさ、声色、立ち姿など、どうすれば更に良くなるか研究しました
続いては笑顔のトレーニング :D
まずは良い笑顔のため、口元を隠し目線だけで「やさしく微笑む」練習です。
対人関係において笑顔は重要です
ただ「笑う」のではなく、コミュニケーションのひとつとして「笑顔を見せる」ことを意識します。
次はお辞儀の練習。
一人一人、足のそろえ方やお辞儀の角度まで近藤先生から指導をしていただきました
メイク講習では、どんなメイクをすれば相手から良いイメージ・第一印象を持ってもらえるのかを考え、自分の肌質に合ったファンデーションから選んでいきました。
自分自身のためにする、オシャレのためのメイクとは違い、身だしなみを意識したメイクとは「相手からどう思われるか」を考えてするものです
一通りの講義が終わったら今度は学生をモデルとして、先生からメイクをしていただきました。
徐々に変わっていく印象に「キレイになってる~ 」とクラスの中から声が上がりました。
メイクをしていただいた学生も、鏡を見て思わず笑顔がこぼれていました。
メイクって本当にすごいですね
学生からは「普段自分たちがしているメイクとは考え方から違っていて、本当に勉強になりました 」と感嘆の声が漏れました。
講義が終わっても興奮冷めやらぬ、といった感じで先生の元へ学生が集まり、次から次へと質問していました。
翌日キャリアセンターを覗いてみると、皆どこか自信のある顔つきで求人票を見ていました
千里の道も一歩から。
大きな一歩を無事に踏み出せたようです