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理学療法士学科 第60回近畿理学療法学術大会(本校専任教員による発表)

2021年2月26日

2月7日(日)に開催された『第60回近畿理学療法学術大会』(会場:大阪国際会議場グランキューブ大阪)にて、本校理学療法士学科 専任教員の菊地淳先生と高田寛彬先生がそれぞれ学会発表されました


この学会は、大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山の近畿2府4県の理学療法士会が年に一度合同で開催する理学療法に関わる学術大会です


第60回の記念大会となった今大会は、『いのち輝く未来社会の理学療法デザイン〜近畿からのイノベーション〜』をテーマに、10の講演と89の演題発表が一日で行われる大規模な学術大会でした


今年度は新型コロナウィルス感染症の影響により、会場での開催と現地からのWEB配信による開催を併用したハイブリッド形式という新しい形での開催となりました


この記念大会に、本校からは理学療法士学科 専任教員2名が発表者として、理学療法士学科昼間部2年生40名と夜間部3年生40名(計80名)が聴講生として参加しました


菊地先生の演題発表は、運動器第5セッション「高校ダンス部選手における腰痛発生因子の検討」がテーマです

先生の専門であるスポーツ整形外科やスポーツ理学療法の分野で、近年の高校部活動で部員数が増加を続けるダンス部の指導現場で、腰痛などのスポーツ障害を予防するためにその要因を明らかにするスポーツ理学療法研究として注目されました


高田先生の演題発表は、教育管理第2セッション「理学療法教育における客観的臨床能力試験とCBT(Computer Based Testing)の関連性」がテーマです

医学生の教育で行われているOSCE(objective structured clinical exammination:客観的臨床能力試験)とCBT(computer based testing)の関連性を検討し、理学療法教育へ導入する有用性を検証された画期的な発表となり、今学会の大トリを務めるに相応しい、先駆的かつ意義深い研究発表となりました


参加した学生にとっては、日ごろ指導を受けている先生方による学会発表を聴講することで、研究者としての理学療法士の側面を知り、医療職に共通する臨床と学術の多様な職業特性に気づかされる貴重な経験の場となりました


大阪医療福祉専門学校の教務スタッフは、『教育・臨床・研究』その全てが最先端かつ多彩なスキルを備えた業界トップレベルの人材の宝庫です


今学会のテーマ『いのち輝く未来社会の理学療法デザイン〜近畿からのイノベーション〜』を実現させる本校教務スタッフとともに、医療の世界へ羽ばたきましょう

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