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言語聴覚士学科 検査練習を頑張っています!~成人編~

2021年3月16日

言語聴覚士は、対象となる患者様の現在の問題の本質や発現メカニズムを明らかにし、その対処法を見出すために検査・評価を実施し、必要に応じて訓練・指導・助言・その他の援助を行う専門職です


学生たちは、授業や検査演習で評価方法を学習して終了ではありません


学習した内容が実際の臨床現場で使用できるよう、自己研鑽(個人やグループでロールプレイ)を積み、臨床実習の現場で経験値を高め、現場で活躍できるように日々頑張っています


今回は、成人の検査練習の様子をご紹介します

脳卒中後の言語障害(失語症、構音障害)の評価に用いられる、SLTA(標準失語症検査)を勉強しました


教員が患者様役を担当し、学生が言語聴覚士役になり、マニュアルを見ながら検査を進めていました


教員から、進め方や評価の際に迷いやすいポイントを都度、説明しました


ギャラリーからの質問も受けながら、進んでいきます


教員とのロールプレイを確認した後は、学生同士で再度練習をしていました

標準化された検査にはきちんとマニュアルがあり、その通りに評価・採点をしなければなりません



授業後も、春休みの期間を使って学生たちは検査練習をしていました

この日々の努力で、多くの学生がマニュアルを見なくても検査を実施できるようになっています

検査をみるのではなく、患者様を見ることができる言語聴覚士へと成長しています

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