診療情報管理士学科「在校生が講義をしました」!
2013年9月30日
“講義は先生がするもの”というイメージがありませんか
なんと!診療情報管理士学科では、学生が講義をする機会があるんです 8O
このような取り組みは、講師になる学生と受講する学生の両方にとって
良い機会であり、学習意欲の向上に役立ちます
今回は、「認知症サポーター養成講座」にお邪魔しました!
彼らは、大阪市が主催する研修課程を修了した『キャラバン・メイト(※)』です。
(※)地域で暮らす認知症の人やその家族を応援する『認知症サポーター』をつくる
「認知症サポーター養成講座」の講師役が『キャラバン・メイト』です
講義は、大きく分けて以下の流れで進みました。
1)「認知症サポーター」の紹介
2)「認知症」の基礎知識や症状、治療や予防方法について
3)認知症ご本人やご家族の気持ちについての理解
4)事例映像の鑑賞
5)グループワーク(討議・発表)
受講した学生の感想をご紹介します。
身内に認知症患者がいるので、理解が深まってよかった
医療機関への就職後も活かせる内容だったので、自信が持てる
このような取り組みをもっと周囲へ知らせたい
などなど・・・。
将来の医療従事者としてはもちろん、高齢社会である現代においては必要不可欠な
ものだと再認識したようです^^
講師の二人へもインタビューしました
Q1.『キャラバン・メイト』になろうと思ったきっかけは何ですか?
「認知症サポーター養成講座」という取り組みを通して、より多くの人に認知症
についての正しい理解や対応を知ってほしいと思ったからです。
Q2.今回、学校で講座を開こうと思ったのはどうしてですか?
まずは身近な人を対象に講座を開くことで、講師の経験値を積みたかったからです。
また、将来の医療従事者であれば必要不可欠な知識だと考えました。
Q3.今後の活動予定はありますか?
就職後もこのような活動を継続し、社会に貢献したいと考えています。
また、医療・福祉分野を勉強している学生さんへの講座も開講したいです。
Q4.最後にメッセージをお願いします!
認知症は身近なものです。他人事と考えず、少しでも興味を持ってもらえるとうれしいです!
「認知症サポーター養成講座」は各自治体で誰でも簡単に受講できますよ。