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始動!世界初!?運動器超音波検査部「未来塾」

2013年12月10日

今年度から活動を開始した運動器超音波検査部「未来塾」。

専門学校や大学にある部活動で、「運動器超音波検査」を活動テーマとした「研究」ではなく「部活動」は日本のみならず、世界的にもあまり例をみません。

(もしかすると、「国内初!?」いや、「世界初!?」 言い換えれば、それくらいユニークでマニアックということかも... 8O )


「未来塾」の活動風景

11月23日(土)の学園祭では、「運動器超音波検査ブース」を出展し、ポスター展示による学術発表と卒業生をお招きして検査技術の講習会を開催しました。


学園祭での「未来塾」講義風景


技術指導は「お馴染み」磯田真理先生(卒業生)

超音波検査は、内科や産婦人科では、お馴染みと言えるくらい一般的な検査ですが、運動器(整形外科領域)の超音波検査は、新しい領域です。

整形外科やリウマチ科の一部の医療機関でしか行われておらず、世間の認知度もまだまだ低い検査と言えるでしょう。

新しすぎる分、検査には高い解剖学の知識や、筋肉や関節の動きといった運動学的な知識が必要であり、そして何より検査技術の習熟が求められるため、臨床の現場で使いこなしている医師や理学療法士は、まだまだ限られているのが現状です :sweat01:

しかし、理学療法士にとって、治療している身体の内側の構造がどうなっているのかを、教科書ではなく、リアルタイムに描き出してくれる超音波検査器は、今後、整形外科理学療法の現場では、必要不可欠なアイテムであると言われています!

新規に導入する病院も増えつつあります。


「未来塾」ポスター発表より

また、この検査技術を習得するためには、「まとまった時間」が必要です。
学生時代の「今」から習得しておくことが、将来の臨床での「大きな武器」となり得るのです :sign02:

「未来塾」は、その意味からネーミングされた、まさに理学療法士の「未来」を担う部活動です :shine:

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