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作業療法士学科「夜間部2年生 OSCE」を行いました!!

2013年7月11日

6月25日に引き続き、見学実習に向けてOSCEを行いました :up:

:flair: OSCE(オスキー)って何?
臨床場面を想定した場面で、模擬患者さんに関わる場面を試験する方法です。
作業療法士学科ではOSCE場面を使って実践力向上のための練習を行っています。

今回は、上級編のOSCEです :sign02:

前回のOSCEの様子はコチラ☆

前回と場面は同じなのですが、上級編ということで事例が少し難しくなっています :sweat01:

まず、Aブースは患者さんとコミュニケーションをとるブースです。
模擬患者役をするのは先生です。

それだけでも緊張するのに、今回は失語症※を持った患者設定です。

※失語症って何 :sign03:

言葉がうまくしゃべれなくなる症状。脳梗塞の患者さんに見られます。

学生は積極的に話しますが、患者さんはうまく話せません・・・・。

どのようにコミュニケーションを図ったらよいのでしょうか :sign03:

OSCEの後は先生と学生とでディスカッションです。

失語症を持つ患者さんとのコミュニケーションは慣れた先生でも難しいものです。
みんなで話し合って、どうしたらいいかを考えます :roll:

次はBブースです。

前回は、服の着替えの観察でしたが、今回は食事場面の観察です。

食事のとり方、食器や机など今回は環境も含めて観察が求められます。

みんな真剣な眼差しです :sign02: :eye:

難易度が上がった分大変ですが、そこから学ぶものも多いようです :shine:

最後はCブースです。

Cブースは、車椅子への乗り移りの見守りと車椅子での送迎です。

今回の事例はそれ加えて、ふらつきが見られて、転倒の危険性がある患者さんです。

臨床場面にリスクはつきものです。
いつそのような場面に遭遇するか分かりません。

臨床に出る前から様々なリスク場面を想定して、その対処方法について検討します :sign02:

さて、今回のOSCEは上級編ということで、学生さんもみなさん苦戦していました :wobbly:

ですが、だからこそ学べたことも多かったと思います。

来週には、今回の観察場面をレポートにまとめてきて、レポートの指導を行います :pencil:

いよいよ次回でこの授業も終了です。

後少しです。がんばれ夜間部2年生 :up:

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