視能訓練士学科3年制 2年生の「涙液検査実習」の授業の様子を紹介します!
2016年6月11日
「視器の解剖生理・病理学Ⅲ」の授業の様子を紹介します
今回は「涙液検査」の実習です
涙液検査とは涙の分泌量がどの程度あるのかを調べる検査で、ドライアイの症状やコンタクトレンズの処方前に必要な検査です
まずは「シルマー検査」に挑戦します
検査実習はグループに分かれて行い、「シルマー紙」という紙を下まぶたに5分間挟んで検査をします
早速「痛そう~」という声が聞こえてきました
痛くならないように患者様に目線の位置を説明することと、シルマー紙を適切な位置で挟むことがポイントです
下の写真のように、涙で染まった部分は青く変わります
青く変わった部分の長さを測り、涙液の量を調べます
次は学生同士で実践です
指示されたことを守り、眼を傷つけないように丁寧にシルマー紙を挟みます
次は「綿糸法」について勉強しました
シルマー法とは異なり、糸のようなものを入れて測定します
測定時間は15秒 ととても早いです
綿糸法では涙で染まった部分が赤に変わり、赤くなった部分の長さを測って調べます
どちらも眼に直接触れる検査のため、眼を傷つけないように細心の注意が必要です
2年生になると、このように眼に直接触れる検査の実習が増えてきます
一歩ずつ視能訓練士に近づいていきましょう
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