理学療法士学科&メディカルトレーナー部 特別講義の様子を紹介します!
2016年10月7日
理学療法士学科「スポーツ理学療法コース」では、今季から始まった大阪府立摂津高校・硬式野球部のメディカル・サポートを充実させるために、毎週、メディカルトレーナー部と合同で野球選手の障害予防やケガの応急処置、テーピング処置、ストレッチング、コンディショニング指導に関する講習会を行っています
摂津高校硬式野球部コンディショニングの様子はコチラ↓
メディカルトレーナー部活動報告 @摂津高校
第7講目の今回は、誰もが知る甲子園常連校、大阪桐蔭高校野球部トレーナーで北陸の強豪、福井工業大学福井高校野球部のコンディショニング・コーチも兼務されている、理学療法士の濱田太朗先生をお招きし、ご講義いただきました
濱田先生は昨年Sports Performance Innovation(SPI)という野球選手の障害予防に関わる理学療法士が中心となる学術団体を立ち上げられ、スポーツ障害から球児を守るべくトレーナーとして、そしてコンディショニング・コーチとして、幅広く活躍されています
今回の講義では、はじめに野球選手に対して実際に行っている指導内容について、映像を交えてお話しいただきました
野球選手のコンディショニングでは、選手個々の身体能力を見極め、運動力学に沿ったコンディショニング指導を行うことが求められます
選手の身体機能やパフォーマンス、柔軟性などをしっかりと見極め、投球動作やバッティング、守備、走塁などでの理想の動作をいかに上手く引き出せるかが、スポーツに関わる理学療法士の重要な役割です
スポーツ選手に限らず、その人にとって「良い動作」を引き出すことは、病院などの医療機関で理学療法士が患者様と接する時と同様に大切です
講義の後は、プロの理学療法士が実際にコンディショニング現場で行う実技について指導をいただきました
上肢のコンディショニングについて、ペアになり実践を行います
スポーツ理学療法コース・メディカル・トレーナー部には、高校野球の強豪校出身の学生もおり、スポーツ理学療法をめざす多くの学生にとって、とても実りのある講習になりました
授業後も、個別で濱田先生に質問する学生たちの姿が見られ、現場に関わる立場での意識の高さ、スポーツ理学療法に対するモチベーションの高さ、そして「熱さ」に圧倒されました
アメリカに比べて、日本ではスポーツに専門的に関わる理学療法士がまだまだ少なく、学校内で学んだスポーツ理学療法の知識や技術は、彼らが臨床現場やスポーツの現場に出てから必ず生きるはずです
彼らが理学療法士になった時、一般の理学療法士とは違った、専門的な知識を備えている事で、活躍できるフィールドは大きく広がって行くことでしょう
今後のスポーツ理学療法コースの学生たちの将来が今から楽しみです・・・
このように学生のうちから興味のある・得意な分野について知識や技術を深め、そして学生のうちから現場に出て、専門的な理学療法士を目指して頑張ってください
理学療法士学科【夜間部4年制】
授業の様子を動画で配信中☆
スポーツ理学療法~メディカルトレーナー部の取り組み~
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