メディカルトレーナー部活動報告 第9回水都大阪100kmウルトラマラニック編
2017年4月26日
マラソンと言えば42.195km・・・そして、ウルトラマラソンをご存知でしょうか?
なんとウルトラマラソンは「100km」を走ります
今回、メディカルトレーナー部と視能訓練士学科(昼間部3年制)の1年生、そして診療情報管理士学科2年生の学生達が初めてこの大会の運営業務や救護ボランティアスタッフとして参戦しました
ただ、今回はウルトラ「マラニック」であって、ウルトラ「マラソン」ではありません。
マラソンにピクニックの楽しさを加えたランニング、それがマラニックです
「競い合うマラソン大会ではない『マラニック大会』だからこそ、忘れることの出来ない多くの記憶を残してもらえます。」と大会委員長は語ります。
また、100kmという長距離のコースであったため、今回は2ヶ所の拠点にそれぞれに分かれての活動を行いました
まずはこちら「太子橋豊里大橋エイド」チームです
メディカルトレーナー部の部員20名、OB3名、視能訓練士学科(昼間部3年制)の学生7名で構成
メディカルトレーナー部の部員は救護テントでのランナーケアを、視能訓練士学科の学生達はエイドステーションの運営を担当します
活動拠点の「太子橋豊里大橋エイド」は、スタート・ゴールポイントの大阪城 青屋門と折り返し地点となる枚方大橋の真ん中あたりに位置していて、2往復つまり4回このポイントの前をランナー達は通過することになります。
救護ブースでのケアをどのタイミングで受けるのか?もランナー達は計画して走ります
早朝にスタートして、1回目の通過地点で早速テーピングを求めるランナーが救護テントを訪れてきました
まだまだ前半 エイドステーションに立ち寄るランナーもまばらです。
そして枚方大橋を1度折り返してきたランナーと2往復目に入るランナー達で少しずつ救護ブースは込み始めてきます
その頃には視能訓練士学科の学生達もエイドステーションでの切り盛りに慣れてきました
たこ焼きの調理もお手の物?
そして枚方大橋を2往復して帰ってきたランナーの皆さん 疲れきった表情で救護ブースを訪れます
あとは最後の力を振り絞って大阪城 青屋門を目指します
エイドステーションでは「ラスト11kmです!」とランナーさん達に声を掛けながら必死に切り盛り
おやおや?メディカルトレーナー部員にケアを受けているこの人は?・・・
視能訓練士学科専任教員の岸上先生です
学生達と一緒に早朝から長時間(10時間近く)中腰の姿勢でたこ焼きを焼き続けてきたので、腰を痛めてしまいました。ランナーさんのケアはもちろん、教職員の身体にも目を配ります
そしてこちらは「大阪城 青屋門チーム」
メディカルトレーナー部の部員10名、視能訓練士学科(昼間部3年制)の学生が5名、診療情報管理士学科の学生3名が大会運営に関わる業務を行いました
こちらはランナーさんの誘導
誘導だけでなく、「ファイト!」、「もう少しです!」とランナーの励みになるエールを送ります
こちらはゴミの収集・整理
大会の美化に努めます。
こちらは完走証の発行
ランナーを待たせることなく、すみやかに業務を行います
今回は約900名のランナーがレースに参加されましたが、早い人でも完走するのに7時間から8時間は掛かります
そのため、今回は長時間の活動になりました。周りはこんなに真っ暗
大阪城 青屋門チームの業務が終了したのは、夜の8時30分
長時間の活動本当にお疲れ様でした
一般のボランティアスタッフの方からは「本当に学生さん、全員礼儀正しいですね 」と嬉しいことばを頂きました。
そしてランナーの皆さんからは「あそこでコンディショニングケアを受けたから何とか完走できました!」という多くのお礼のメールが後日学校に届きました
本校は「人間教育」を大切にしています。
卒業後、医療に携わる人間として最も求められる力が「人間性」です。
本校はこのような課外活動を通して、これからも「人間教育」をおこなって参ります
次のメディカルトレーナー部の活動は、4月30日(日)ユメハネフェス2017
高校生が集まる音楽フェスで本校のブースを設けます。
またこれまでにない新たな活動が始まります
次回の活動報告をお楽しみに
スポーツ理学療法~メディカルトレーナー部の取り組み~