診療情報管理士学科 診療情報管理教材について!
2018年9月20日
「診療情報」とは、診療録、診療記録、その他付随する情報を全て含めたものです
診療録は一般的には「カルテ」と呼ばれる医療に関する記録の事を指し、診療録は紙媒体、電子媒体の2種の媒体があります
いくら電子化が進み電子カルテが便利でも、紙カルテの存在も大きいんですよ
災害時は停電になると電子カルテは使えませんが、紙カルテは使えます
最近は災害が続き、各医療現場では停電も続き対応に追われる中、紙カルテでの運用に変え、診療を続けた所もあります
診療情報管理士の業務の1つとして、カルテの点検があります
記載されている内容を点検し不備があれば、記載責任者に追記依頼をし完成させる必要があります
診療情報は病院の宝なので、これらに含まれる様々な情報を分析し、医療・経営・地域のためにと診療情報管理士の力をフルに発揮させることが大切です
紙カルテの場合は、アナログ情報のため二次利用がしにくい面もありますが、災害に強い、閲覧が容易などのメリットもあります
どの媒体であっても「必要な時に必要な情報を得れる」、何かあった時こそ存在価値が求められます。
これらは様々な症例のカルテ、生きた教材なんですよ
学校ではこれらの教材を用いて、診療報酬作成・電子カルテ入力・ICDコーディングなど様々な授業を行っています
座学が中心となる診療情報管理士の授業ですが、アクティブな授業も積極的に行っています
「診療情報管理士」、聞きなれない職種かも知れませんが、実は医療の中でとても重要な役割を担っており、縁の下の力持ちなんですよ
診療情報管理士学科について、詳しくはコチラ
あわせて読まれている記事