理学療法士学科、メディカル・トレーナー部 特別講義
2020年10月28日
スポーツ理学療法ゼミ特別講義「足部・足関節の評価と治療」を開催しました
理学療法士学科のスポーツ理学療法ゼミでは、メディカル・トレーナー部と合同で、毎年「特別講義」としてスポーツ理学療法の世界で活躍されているセラピストをお招きして実技指導をして頂いております
今年は昨年に引き続き、大阪・箕面市でインソール(足底挿板)のスタジオを開業されている“i-soul works”代表の伊佐地弘基先生(理学療法士)にお越しいただきました
伊佐地先生は、春のセンバツ大会や夏の全国選手権大会の高校野球甲子園大会のメディカル・サポートの責任職を長年務められ、U18(18歳以下)野球日本代表チームのトレーナーを歴任されるなど、アスリートのコンディショニングのエキスパートです
伊佐地先生が特に専門にされているインソールは「入谷式足底板」と呼ばれ、アスリートの足部障害や膝や股関節の障害、腰痛などの骨盤・体幹部の障害、さらには野球選手など球技をされる選手の肩・肘関節の障害に至るまで、足部の骨アライメント(配列)が及ぼす身体各部位への影響を評価し、インソールによりその配列をあるべき状態に調整することで症状の改善を図ります
そのメカニズムは、スポーツ選手の治療を専門にするプロの理学療法士でも難しいのですが、スポーツ理学療法ゼミを選択する学生やメディカル・トレーナー部に所属する学生は、現在介入しているチームの選手の障害を理解するために伊佐地先生の講義に食い入るように前のめりに、集中を切らさず受講していましたよ
実技では足部にテーピングを行い、「足部のアライメントが変わることで歩きやすさがこうも変わるのか!」と今までに経験したことのない発見もあり、講義は白熱
講義終了後も個別の質問が続き、気づけば授業時間90分を大幅に超え、180分近く経過する熱い講義となりました
スポーツ理学療法ゼミとメディカル・トレーナー部では、中学・高校の運動部やプロのアスリートに対するメディカル・サポート、競技大会でのメディカルなど、様々な現場で医療ボランティア活動を行っています
今回の講義で新たな学びを得た学生トレーナーたちの、今後のスポーツ現場での活躍にご期待ください
“i-soul works”
理学療法士 伊佐地弘基先生のオーダーメイド・インソールのスタジオはこちら
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