作業療法士学科 ゼミ活動「避難所運営ゲーム体験」をしました!
2017年7月11日
今年度から、各教員の特色がより濃くなったゼミ活動を実施しています
林ゼミのテーマは「業界の流れ・作業療法士のしている事を学ぼう」です
今回は日本作業療法士協会の重点項目の1つである「災害支援」について学びました
「HUG(避難所運営ゲーム)」という、カードと図面、掲示板を使い5~7人のグループで実施するゲームを行いました
「避難者カード」と「イベントカード」の2種類を使用し、カードをそれぞれの事情に考慮しながら避難者に配置していきます
本番さながらの臨場感を出すため、プレーヤーの対応能力をやや超えるスピードでカードを読み上げ、切迫感を出しながら行います
学生からは、
「それぞれの役割を決め、優先順位を判断する能力が必要だと思った」
「周りと協力しなければならないと実感した」
「あくまでゲームであり、実際はもっと過酷な状況も考えなければならないと感じた」
といった意見が挙がりました
どれだけの避難者がいるか分からない中、怪我をして歩けない人など様々な事情を抱えた方々を避難所のどこに配置するかを即時決めなければならないので、判断力や思考力をフル活用したようです
「HUG」を通じて災害時の避難所運営を模擬体験することで、災害現場の中で作業療法士の出来ることを考える良い機会になります
また、考える力の訓練にも繋がり、終了後も自ら「○○した方が・・・」や「○○はどうしたら・・・」と自発的な質問やディスカッションが行われていました
判断力や思考力を鍛えられるよう、色々なことを経験できるゼミ活動にしていきたいです
作業療法士学科【夜間部4年制】
授業の様子を動画で配信中☆