理学療法士学科 日本スポーツ理学療法学会・学術大会(本校専任教員による発表)
2021年2月10日
2021年1月24日(日)に、第7回日本スポーツ理学療法学会・学術大会が開催されました
学術大会HPはこちら≫ http://jsspt2020.jp/index.html
本校の理学療法士学科専任教員の菊地淳先生が、「心肺停止となった市民マラソンランナーに対する救命事例の報告―市民マラソン大会における救護体制の検証―」と題し、演題発表をしました
日本スポーツ理学療法学会・学術大会は、スポーツ庁、日本スポーツ協会、日本スポーツ振興センター、日本オリンピック委員会、日本障がい者スポーツ学会、日本障がい者スポーツ協会、日本臨床スポーツ医学会、日本整形外科スポーツ医学会、日本アスレティックトレーニング学会が後援しています
国内屈指の規模を誇る『スポーツ理学療法、アスレティック・リハビリテーション』に関わる理学療法士をはじめとする医療従事者、チーム関係者などが集う学会です
今学会は、「超原状回復を目指して」をテーマに、新型コロナウイルス感染症の拡大が抑止された暁に、スポーツ選手だけでなくスポーツに関わるあらゆる人々の健康と生活力も含めた回復に寄与できることが理学療法士に期待されており、スポーツ現場や臨床での経験知と研究による科学的知見との融合が図られる重要な学会となりました
今回の菊地先生の発表のカテゴリーは、「大会サポート」です
これは、スポーツの各競技大会における医師や看護師、理学療法士などの医療職によるスポーツ医科学活動の研究や実績をテーマにその成果を報告するセッションです
菊地先生の発表は、医療の原点である「救命救急」のスポーツ現場での具体的な実践方法についての提言で、自身が率いるメディカルトレーナー部の活動の中からの事例です
マラソン大会での救護中に実際に遭遇された心肺停止事例で、心肺蘇生により無事に救命することができた経験を、大会前の準備から大会本番での救護本部とメディカルトレーナー部員の連携、そして救命に至るまでの対応について詳細に検証と分析を加えた、貴重な発表となりました
この事例は、発生当時に新聞で報道されたこともあり、今後の大規模なスポーツ大会での救急医療のあり方を提起する発表として、注目が集まりました
本校の医療専門職教育は、このような世間が注目する社会貢献を実践し、最前線で経験することでより高いレベルで吸収し、修得できる場を提供しています
抜群の教育環境で指導を受けた大阪医療福祉専門学校の学生にご期待ください
~Information~
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