作業療法士学科「第4回公開セミナー」を開催しました!!
2012年6月13日
6月10日(日)、市民交流センターあさひ西にて、作業療法士学科の「第4回公開セミナー」を開催しました。
その様子をご報告します!!
本校では、学校教育と臨床教育との協力体制を強化するため、また卒業生の知識・技術を向上するための体制作りに力を入れています
今回は、その一環として、京都大学大学院 医学研究科 教授の山根 寛 先生をお招きして、ご講演いただきました。
テーマは、ひとを「知る」「観る」~ひとに関わる仕事に必要な技術~ です。
作業療法士学科が実習でお世話になっている実習指導者様や、本校の卒業生、約200名が参加し、“作業療法士として、大切な心”をわかりやすく学びました。参加者は、真剣な表情で聞き入っていました
参加者の感想です :D
・日々の臨床の中で、患者様のどこが悪いのか、問題点はどこかといった視点で評価していたように思います。
待つ、ということや患者様の表情などノンバーバルな反応について評価ではなく、その人を知るという意識を持って今後の 臨床で活かしていきたいと思います。
・日々臨床に励む毎日ですが、作業療法とは何かということを毎日考えさせられます。講演を聞かせていただいて、一番大切なことは、患者様を知りたいと思い、患者様がこれからどう生きていきたいかを考え、治療していくことが大切だと感じました。
・作業療法士の先生方、特に著名人の先生方の講演を開催していただけるので、卒業後も大阪医療福祉(母校)と関わりを持つことができ、自分自身の学びにも繋がる貴重な時間になっています!これからも、セミナーを開催していただきたいです。楽しみにしています!
教員も聴講させていただき、医療職の在り方を再認識し、また教育者として、学生に同様の視点をもって関わっていく必要性を強く感じました。
引き続き、「公開セミナー」を開催していく予定です。