診療情報管理士学科 視能訓練士学科1年制 コラボ授業が行われました!
2016年11月29日
診療情報を管理する、電子カルテのスペシャリスト「診療情報管理士」と眼科検査のスペシャリスト「視能訓練士」
診療情報管理士学科と視能訓練士学科1年制のコラボ授業が実現しました
自分のカルテを持った診療情報管理士学科の学生が患者役となり、視能訓練士学科の学生による眼科検査を受けます
診療情報管理士学科の学生はレセプトの授業で勉強した検査を実際に体験し、診療報酬の点数面はもちろん、検査の意義や患者様の不安な気持ち、肉体的負担などを理解することができます
視能訓練士学科の学生は、初めて検査をする患者様を想定し、それに応じた説明や対応の仕方を考えます
初めは患者役の学生に話しかけることに緊張していましたが、だんだんと自分から声かけができるようになっていました
診療情報管理士学科の学生からは
「この検査の正式名称はなんですか?」
「この機器ではどういう検査が行われ、どういった疾患がわかりますか?」
といったような質問が飛び交い、様々な検査に興味津々です
検査が終了すると、グループに分かれそれぞれ実施・体感した検査に関しての症例検討をしていきます
同じ医療従事者としてそれぞれの業務を理解すること、またお互いの仕事で関連している点を知ることは、臨床で働く上での糧になります
チームごとに話し合った成果を発表していきます
症例を検討していくことで対象疾患の必要な検査がわかったり、その検査の点数を把握できたりとグループを越えて知識の共有を図ることができました
最後は診療情報管理士学科の前田先生よりお言葉をいただきます
医療機関において、視能訓練士が行った検査を医療事務員がレセプトで確実に請求し、そのデータをもとに診療情報管理士が統計に利用するといのが「チーム医療」のカタチであり、その練習となった大変有意義な授業だったとのことです
最後は全員で記念撮影
学生の皆さん、今日の学びを今後に生かしてくださいね