卒業研究発表

コロナ禍における子どもの身体機能

― アンケート調査による活動量の変化について ―

2022年度 【理学療法士学科 昼間部】 口述演題

背景

コロナ禍により外出制限等で屋内でのスマートフォンやゲームで遊ぶ時間が増加し,運動不足等によって姿勢が悪くなり運動器機能が低下するなど子どもの身体に異変が生じている.そのため今後,子どものロコモティブシンドロームが進んでいく可能性が示唆される.

対象と方法

8歳までの子どものいる,医療従事者である本校の教員を対象にアンケート調査を実施した.アンケートGoogleフォームで7〜10項目実施し,選択式と自由記述のあるアンケート形式にて回答してもらった.

結果

50%以上,外へ遊ばせることへの不安,遊ぶ時間が少なくなったなど子どもの活動量の低下に対する意見が多かった.また,運動機能に対する不安への意見もあり,子どもロコモティブシンドロームが進む可能性が示唆される.

結論

コロナの感染状況に合わせて外出することへの不安も増大すると考えられ,発達への不安や子どもの運動不足が問題として挙げられる.そのため,子どものどのような動作,運動が低下しているかを細かく追求し,コロナ禍でも運動量や身体能力が低下しないように今後,理学療法士としての関わりが必要になると考えられる.

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