卒業研究発表

医療学生における主観的幸福観と運動習慣の関係性について

2022年度 【理学療法士学科 昼間部】 口述演題

背景

安永らは,運動習慣は,高齢者において主観的幸福感で有意に肯定的な影響を及ぼすと述べている.

対象者および方法

対象は,本校理学療法士学科昼間部98名.Sell&Nagpalによって開発された主観的幸福尺度(SUBI)と運動習慣についてのアンケートを行った.

結果

理学療法士学生において主観的幸福感と運動習慣に有意差は見られなかった.過去と今を比較して,成長や自己実現が達成されている人は幸福感が高い.

結論

先行研究では有意差が見られたのに対し,今回の理学療法学生では運動習慣,睡眠時間,食事習慣,Body Mass Indexと主観的幸福感には有意差がなく,関連は見られなかったことから年齢による体力・ストレス量・家庭での立場等生活スタイルの違いから主観的尺度に違いがあると考える.

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