卒業研究発表

オンライン診療の普及

2022年度 【医療総合学科】 口述演題

背景

オンライン診療の規制が緩和されている中,機関や患者の立場になってメリット・デメリットを考える.また,大阪府とその他の近畿圏のオンライン診療の導入率を把握する.

対象者および方法

対象は,医療総合学科,視能訓練士学科3年制,作業療法士学科,理学療法士学科の学生と大阪府,その他近畿の医療機関にアンケートを実施.

結果

学生アンケート結果では,病院に行かなくても良いが,きちんと診断をしてもらえるのか不安という意見が多かった.医療機関のアンケート結果では,オンライン診療を導入していない医療機関は83%であった.コロナの感染対策としては良いが,診療に手間がかかることや医師の負担の大きさなどの意見が多かった.

結論

実際にオンライン診療を導入している医療機関は約2割ほどである.その理由としては費用などの問題ではなく働き方改革に現在資さないことや診療に必要なデータが得られないため導入していない医療機関が多い.しかし,新型コロナウイルスの収束に繋がるためには少しずつオンライン診療を広める必要があると考える.

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