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視能訓練士学科3年制 『授業風景 ~検影法~』

2021年9月17日

視力検査は専用のメガネをかけて、【ランドル環(輪っか)】の切れ目の方向を答えていただきます


検査中はメガネに様々なレンズが入ってくるのですが、その目的と検査名をご存知ですか?


目的は、遠くを見たときに患者さんの眼のピントが合っているかどうかを調べていて、検査名は「屈折検査」といいます


「屈折検査」によってピントがしっかり合っていれば【正視】合っていない時は【近視】【遠視】【乱視】に分類されます

さて、この「屈折検査」はレンズを交換する以外にも検査法があるのですが、その一つに「検影法」があります

これは「レチノスコープ」という器具で眼の奥(眼底)に光を入れ、その光と影を観察してピントがあっているかどうかを調べます

この方法だと患者さんは【ランドルト環(輪っか)】の切れ目の方向を答えなくても可能なため、幼児にも可能な検査です

ただし、熟練を要するため、被検者に協力していただきながら練習します

いつも協力してくれる被検者がいるとは限らないので、被検者以外の練習法として「模擬眼」があります

これを使用すると1人で練習可能となり、自主トレーニングが出来ます


大阪医療福祉専門学校では「検影法」の技術力を高めるため、独自の検定試験を行っています

在学生の皆さん、検定試験に合格し、卒業後は即戦力として活躍出来るよう一緒に頑張りましょう


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