コロナ発生前とコロナ発生後の生活様式の変化
― 学内の300人からのアンケートより ―
2022年度 【作業療法士学科 夜間部】 口述演題
背景
社会生活基本調査のデータを用いて若年層の生活時間の変化についての研究結果があった.
対象者および方法
大阪医療福祉専門学校の学生約300名の方にアンケートを実施した.方法はCanadian occupational performance measureの用紙を用意し,そこに生活様式の重要度,遂行度,満足度の評定をコロナ発生前,コロナ発生後に分けて記入してもらう.集計が終了したらT検定を行い,比較分析をする.
結果
グラフを見たときに大幅な低下は見られませんでしたが,明らかに重要度,遂行度,満足度が低下していることが確認できた.T検定でもP値に変化あるが比較的に多いことが確認できた.
結論
重要度,遂行度,満足度がどちらかというと全体的に減っていたことから,コロナの生活において生活様式に大きな変化が起きた方が増加したことが明らかになった.やはり制限が多くなったことで,ストレスが溜まり,家の中で行う全てに満足できなくなっていくのではないかと考えられる.今後,自分たちは満足にストレスを解消するための活動を模索し続けなければならない.