卒業研究発表

かかりつけ医を選ぶ基準と持つことのメリット

2019年度 【診療情報管理士学科】 口述演題

背景

 進学にあたり,地元を離れ一人暮らしを始めた結果,再度かかりつけ医を選ぶ必要があった.初診で医療機関を選ぶ際,どのような基準で医療機関を選ぶと自分に合ったかかりつけ医に出会えるのか,そしてかかりつけ医を持つことで得られるメリットを考える.

対象者および方法

 医療機関を選ぶ際の基準とかかりつけ医についてのアンケートを某医療系専門学校の1~3年生男女290名を対象に行った.

結果

 アンケートから,かかりつけ医を持っている方が64%であった.また,かかりつけ医を選ぶ基準がアクセスの良さ,医師の対応の良さ,施設の清潔さの順に重要視しているという結果が得られた.

結論

 アンケート結果より,かかりつけ医を持つことを推奨する.不適切な市販薬を利用すると,症状が治まらず悪化したり,薬疹を発症するリスクがある等のデメリットがあると考えられる.また,かかりつけ医を持つことは,他院への紹介をスムーズに行うだけではなく,既往歴から病気の早期発見につながる等のメリットがある.さらに,近年増えている生活習慣病を若い世代から予防することができるのではないかと考える.

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