卒業研究発表

AI(人工知能)と医療事務が共存していくために必要な力

2020年度 【診療情報管理士学科】 口述演題

背景

世界のAI導入状況について、ボストンコンサルティンググループの「企業の人工知能(AI)の導入状況に関する各国調査」によると,医療(ヘルスケア)においての導入率は,日本は特に低い.しかし,電子カルテやオーダリングシステムを含むICTの普及率は年々増加している.この先日本はICTと同様にAIも普及していくと考えられる.医療事務の業務にAI,ICTが普及していく中で,今後共存するために必要となる力を明確にする.

方法

金容大のAI導入による今後の医療への提言と総務省令和元年度版白書を基に調査.

結論

患者さんの容体や声を見聞きし,診療科を案内するといった受付でのやりとりを筆頭に,コメディカルとの関ることの多い業務の拡大の点で医療従事者が最大のパフォーマンスを出せるような働きをする.医療従事者間の連携がAI,ICTにはできないこととなる.そのため,医療事務の初診問診の電子カルテ入力や会計業務などをAI,ICTに任せることとなる.

結果

これからの医療事務には,臨機応変に対応できる行動力,患者様に寄り添うことのできるやさしさがこれから必要となる.

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