卒業研究発表

今後の日本の医療費問題

2020年度 【診療情報管理士学科】 口述演題

背景

少子高齢化により,労働人口の減少・収入に対する医療費負担が増大・全国民の医療費の増加などが問題視されている.また数年後,私たちが社会人となり医療業界に踏み入れることにあたって,より よい保険システムの提案をおこなうための研究を行った.

方法

医療や,医療と密接に連携の必要だと考えられる福祉について学んでいる学生の認知度の差異について考えるためアンケートを実施した.対象は,大阪医療福祉専門学校・大阪保健福祉専門学校の医療系・福祉系の学生344名.

結果

医療保険や医療費の問題について専門的に学ぶ機会がなければ,医療費の問題自体の知名度が38%と低く,対策を実践していない人が大多数を占める.また,海外の医療制度との対比では,対比する対象である海外の保険制度を知らないことが多かった.

結論

より幅広い人々に医療保険の問題について知り,対策を実践してもらえるような公告方法が必要である.また日本の現行制度に満足せずよりよい制度にするための改革案を必要である.現状の保険制度の利用状況に囚われず,将来の為の改革にしていく必要がある.

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