卒業研究発表

優秀演題

効果的な感染症予防の探求

― COVID-19から学ぶ ―

2020年度 【診療情報管理士学科】 優秀演題

背景

COVID-19の感染拡大によって,より感染予防の重要性や必要性を感じる機会が増えた.そこで医療従事者を目指す者として自らを感染から守るための正しい予防方法は何かを明らかにすることを目的とする.

対象者および方法

対象は本校視能訓練士学科3年制,作業療法士学科昼間部,理学療法士学科昼間部の1,2年生(合計246名)に対し質問形式(Googleフォーム)でアンケートを行った.

結果

緊急事態宣言後の予防方法では,手洗い94.3%,手指消毒88.2%と多かったが,換気は43.5%と少なかった.手洗いが不十分な部位では親指39.4%,手首37.8%の順で多く,手指消毒では手首60.6%,親指56.9%,指先,爪の間まで55.7%の順で多かった.

結論

感染症の予防を効果的,効率的に行うためには感染経路やリスクのある行動を理解し,原因ウイルスや菌の侵入を防ぐための正しい知識を持つことが必要である.今後,COVID-19や新たな感染症が現れた場合は感染予防を継続し,そのウイルスに関する正しい知識を持つことで感染拡大のリスクを減らす一歩になると考える.

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