卒業研究発表

医療系専門学校における救急救命の認知度と理解度について

2021年度 【理学療法士学科 昼間部】 口述演題

背景

本校は医療系国家資格取得を目指す専門学校であり,基本的な救急救命についての教育は医療安全において必須である.今回救急救命の普及率・理解度について,現状を把握するとともに救急救命講義の必要性を提示する.

対象と方法

本校に所属する各学科全学生,計815名を対象とした.方法は,Googleフォームを用いた一部自由記述を含む質問調査法とし,単純集計を行った.

結果

回収率は33%であった.救急救命の学習率は40%,救急救命の技術を知っているとの回答は65%であった.また,救急救命の教育の必要性があるとの回答は98%,実施場所は,専門学校での講義を希望する回答が72%であった.

結論

本校の学生は知識技術を半数以上が習得していると回答し,正しい知識を持っていた.しかし医療職全員が救急救命に関する知識技術を習得しているべきとの観点から,医療系専門学校での救急救命の教育が必要であり,基礎的な医学的知識を学ぶと同時に救急救命に関する知識技術の習得が必要だと考える.

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