コロナ禍による授業の変化
2022年度 【医療総合学科】 口述演題
背景
コロナ禍で対面授業よりzoom授業が増加した．その変化から授業の仕方が大きく変わり，先行研究によると，教員や他の学生とのコミュニケーションが授業内容の理解やモチベーションの維持に大きく影響するという結果がでた．そのことから実際にどれだけの学生に影響が出ているか本校でアンケートを取り，zoom授業での理解度の向上やモチベーションの向上方法を考えた．
対象者および方法
対象は，医療総合学科1，2年55名，診療情報管理士学科3年14名，計69名．方法はGoogleフォームにてアンケートを実施した．
結果
zoom授業のデメリットはコミュニケーションの取りづらさが全体の58%を占め，圧倒的に多かった．それに対し対面授業のメリットは先生や友人とコミュニケーションが取りやすいという意見が63%を占め，zoom授業とは真逆の結果となった．また，モチベーションの低下では，zoom授業が31%，対面授業では，15%というzoom授業の結果が対面授業の倍となった．
結論
zoom授業ではカメラ音声やグループ機能をより多く使用することと，積極的にコミュニケーションを取ることでモチベーションや集中力の向上や授業の理解度にも繋がる．
