卒業研究発表

月経随伴症状に対する男女の実態調査

― 知りたいこと・知ってほしいことの差 ―

2022年度 【作業療法士学科 夜間部】 口述演題

背景

男性にも月経随伴症状に対する指導の必要性が示唆された.作業療法士は人の生活を支援しサービスの幅と質を向上させていく努力が必要であると述べている.

対象者および方法

大阪医療福祉専門学校,作業療法士学科,(昼間部3年,夜間部1年,2年,3年,4年の男女)合計176人に対し選択式・記述式の自由質問紙で調査を行いExcelにてグラフをまとめ集計を行う.

結果

男女共にサポートされたい・したいかという質問に対して女性は思う78%・男性は99%であった.月経時生活習慣で最も乱れやすいのは,女性が1疲労感2食欲3ストレス発散,男性が1睡眠2食欲3ストレス発散であった.

結論

目的を明示し3つの意義を立てた.視覚化出来ない疲労感やストレス発散などの精神状態は,男性は読み取りにくい為,個人の対処方法を女性が開示していくことで,男性と女性の月経随伴症状に対する理解の差異がなくなるのではないかと考える.月経随伴症状時の休暇制度が公的に認められれば男女共,理解促進に繋がるのではないかと考える.

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