卒業研究発表

医師事務作業補助者について

― 患者満足度の視点から ―

2022年度 【医療総合学科】 口述演題

背景

NPO法人日本医師事務作業補助研究会の結果報告書によると,医師事務作業補助配置による効果で医師の働き方への貢献,患者満足度の向上,チーム医療の推進,病院経営への貢献があげられる.

対象者および方法

大阪府の医師事務作業補助体制加算1及び2を算定している195の医療機関にGoogleフォーム形式でアンケートを実施.

結果

医師事務作業補助者を導入することにより62件中31件の医療機関が待ち時間に変化ありと回答した.そのうち,30分未満減少したという医療機関が62件中24件で最も多かった.
男性の医師事務作業補助者を必要とすると62件中27件の医療機関が回答した.また医師事務作業補助者を導入したことにより62件中32件の医療機関が短縮したと答えた.男性の医師事務作業補助者の必要性を聞きはいと回答した医療機関が62件中35件であった.

結論

医師事務作業補助者を導入することにより待ち時間の短縮に繋がることが分かった.男性の医師事務作業補助も必要としているため,女性のイメージを払拭には学生たちへの勉強会や職場体験などをして男性でも働くことが可能であることを知り,増やす必要がある.

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