卒業研究発表

自粛期間中のスマートフォンによる目の影響

2022年度 【医療総合学科】 口述演題

背景

近年の視力が低下している原因として,スマートフォン(以下、スマホ)の長時間の使用による視力低下が眼科医等の考えから取り上げられている.スマホによる影響はいくつか考えられるが,そのひとつにブルーライトの影響がある.スマホに対して,大量の情報を見続けると大きく脳に負担がかかるため視覚情報をうまく処理できなくなってしまうのも一因である.

対象者および方法

大阪医療福祉専門学校全学科(115名)にGoogleフォームでアンケートを行った.

結果

アンケート結果により,普段の生活でスマホから与えられる影響は少なく,自粛期間中もそれほど目に影響は少ないと示した.

結論

スマホの使用は眼精疲労の症状がみられると予想していたが,症状はそれほどみられないことが分かった.自粛期間中と使用時間もあまり変わらないため,スマホの使用時間と眼精疲労は関連していない.しかし一時的な目の疲れは通常であれば休息によって緩和されるが疲れ目を放置すると肩こり,倦怠感,頭痛,めまいなどを引き起こすこともある.スマホの使い過ぎには気を付けているから大丈夫と思う方もいるかもしれない.そのため,スマホの使用時間に気を付けることが大切である.

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