卒業研究発表

LGBT

― 共存していくために ―

2022年度 【医療総合学科】 口述演題

背景

NHKが実施した当事者アンケートによると,身近な人にLGBTだと打ち明けられないことにストレスを感じたりや何気ない言葉に傷ついたり,生きづらさを感じることが多い.今後社会に出ていく私たちもできることを見つけるためにLGBTについて理解しておく必要がある.

対象者および方法

対象は,医療総合学科の1年生(25名)と2年生(42名)の合計67名,一般の学生(高校生,大学生,専門学生)33名,合計100名.

結果

女性が男装している時より,男性が女装している時のほうが周囲から見る違和感が大きい.身内の場合,すぐ受け入れることが出来ず迷ったり考えたり葛藤している回答が多かった.「受け入れる」と回答した人でも「今までのような付き合い」に難色している人もいた.

結論

仲の良い友達は第三者として見ることが出来るが,親や兄弟・姉妹は自分が深く関わってくるため他人事とは思えず複雑な気持ちになりかねない.LGBTという見方ではなく一人の人として性格や魅力を知ることで偏見や差別が少なくなりLGBTの方はもちろんだが,関わる私たちも共存しやすい世の中になる.

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