卒業研究発表

PMSと食事の関係性

2022年度 【医療総合学科】 口述演題

背景

PMSとは月経前症候群であり,月経前に継続する精神的あるいは身体的症状がみられ,月経開始とともに徐々に症状が減少または消失する.また近年,食の選択及び食事摂取環境の自由度の高さに影響し,食生活の乱れの深刻化や食に起因する健康問題の増加が問題視されている.特に若い世代はダイエットへの意識が高く食生活が乱れやすいことからPMS症状が発症しやすいと考え研究を行った.

対象者および方法

本校の女子学生94名を対象とし,Googleフォームで作成したアンケートをもとに研究を行った.

結果

女子学生の80%にPMS症状があると回答した.PMS症状改善が期待できる食品の摂取状況の選択回答において「あまり摂取しない食品」が明確になった.また,あまり摂取しない理由においては,意識していないという回答が多かった.

結論

PMSには食生活が関係している.規則正しい生活が症状改善に求められ,食生活の面において栄養バランスを意識しつつ,症状改善が期待できる栄養素の摂取が望まれる.そのため,日常生活の中で自身の食生活の傾向を理解することが症状改善への第一歩である.

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