医療情報プラットフォームについて
2022年度 【医療総合学科】 優秀演題
背景
電子カルテは,IT化に欠かせないものである.授業を学ぶ中で電子カルテの普及率や導入に向けての課題に興味があり調べていたところ,医療情報プラットフォームについて知った.医療従事者になる者として今後知っておく必要があると考え認知度や今後の展望について研究することにした.
対象者および方法
対象は本校の学生166名(医療総合学科78名,理学療法士学科73名,診療情報管理士学科13名,専攻科2名)に,医療情報プラットフォームについてのアンケートを行った.
結果
約80%の学生が医療情報プラットフォームを知らなかった.又,医療情報プラットフォームに関係するマイナンバーカードについても調査し,所持率は約50%だった.マイナンバーカードで医療機関や自治体に自身の医療情報が見られることに対して約20%の人がマイナスな意見を持っていた.
結論
マイナンバーカードを新規で作成することにより,マイナーポイントを取得してキャッシュレス決済サービスのポイントに変えることが出来るという利点を説明しマイナンバーカードの所持率を上げる必要がある.また,マイナスな意見を持つ人に対して,マイナンバーカードのICチップにはプライバシー性の高い情報は記録されていないので,情報が流出する可能性が低いことを説明する.