学科紹介

大阪医療福祉専門学校「言語聴覚士学科」での
2年間を年次別に紹介!

大阪医療福祉専門学校には、言語聴覚士を目指す方のための専門学科として「言語聴覚士学科」があります。

言語聴覚士の国家試験を受験するには3~4年制の大学や短大、専修学校などを卒業する必要がありますが、大学を卒業した方もしくは卒業見込みの方であれば2年のカリキュラムを修了することで受験資格が得られます。

本校の言語聴覚士学科は大学卒業もしくは卒業見込みの方を対象にした、2年制コースです。この2年間でどんなことを学び、どんな学校生活を送るのでしょうか。今回は本校の言語聴覚士学科の2年間をご紹介します。

2年制コースを修了して言語聴覚士の国家試験を受けるには、入学時点で大学を卒業していれば良いので、本校の在校生には社会人経験がある方だけでなく、大学を卒業後に現役で入学した方も多く在籍しています。全体的に年齢層が低いのも、言語聴覚士学科の特徴といえます。

社会人経験者は、介護・福祉・医療を経験された方も毎年若干名いますが、ほとんどが一般企業などに勤めており、言語聴覚士とは関係の無い分野から転職を目指す方が大多数です。
中には、主婦をしながら、家族や親族の協力を得て国家資格に挑戦される方もいます。

大学から現役で入学される方についても、学問の分野は多様です。心理学や福祉、教育学を学ぶ中で言語聴覚士を知り、入学された方も毎年若干名います。しかし、法学部・経済学部・文学部・外国語学部・理工学部などのその他の学問分野出身の学生が大多数を占めています。

言語聴覚士は医療系の国家資格ですが、職業や学問の分野に関わらず挑戦できる職業といえるでしょう。

それでは、言語聴覚士学科での2年間を4つに分けて順にご紹介していきましょう。

1年次前期は、記念すべき言語聴覚士の第一歩

1年次の前期は、言語聴覚士のスタート地点です。新入生の研修や歓迎会といったイベントを経て、対話会や見学、実習など「体験する」「感じる」といったことに重点が置かれています。

対話会では失語症の当事者の方々との対話が経験できるため、将来自分がケアをすることになる方たちがどんな方たちなのかをイメージできる貴重な機会となるでしょう。その他、見学実習やボランティア実習の中で将来像をイメージしていきます。

なお、本校の言語聴覚士学科は朝の9時から1コマ目の授業が始まります。1コマは90分で、午前中と午後に2コマずつ授業が行われます。4コマ目が終了するのは16時10分なので、1日に4コマが基本の本格的なキャンパスライフですが、日によっては授業が空く時間もあるため、自習をしたり好きな時間にあてたりと「自分時間」もあります。

土曜日は隔週で耳鼻咽喉科学と言語発達障害概論などの実習があります。もちろん勉強するボリュームは多いですが、人の生命や健康に関わる国家資格なので、どの授業も大切な内容ばかりです。

1年次後期からは「ことばの相談室」の実習がスタート

1年次の後期になると、「ことばの相談室」という言語聴覚士学科のカリキュラムではとても重要な校内実習が始まります。

言語聴覚士として活躍していく将来を見すえた実習で、実習前には実技試験もあります。言語やコミュニケーションに不安や懸念のある方々に対し、学んだことを訓練や指導にいかせる実践的な機会です。この実習を積み重ねることによってより即戦力に近い人材の育成を目指しています。

「ことばの相談室」では主に地域のお子さんを受け入れており、学生自身が考えた内容で実習を行います。言語聴覚士として就職してからも必ず役立つ実習なので、将来をイメージしながら実習に取り組みます。

また、この「ことばの相談室」には症例報告会もあるので、実習の内容を検証して、そこから得られた課題点や気づきを今後の学習に役立てていきます。なお、1年次を修了する時には「送る会」という合同レクリエーションもあります。

2年次前半は2年制コースの折り返し点

2年次の前期は、合同レクリエーションである「歓迎会」からスタートします。2年制のカリキュラムなので、折り返し点を過ぎたところでいよいよ授業の内容も本格的なものとなります。

「チーム医療論」など現在の医療現場に即した学問を学び、「ことばの相談室」による実習を積み重ねていきます。2年次になると実習もより本格的なものになるため、実習出陣式のイベントもあります。

卒業間近、いよいよ言語聴覚士の国家試験

2年次の後期は、いよいよ2年制カリキュラムの総仕上げです。12週間の臨床実習を行い、実習についても仕上げの段階に入ります。また、2年次の後期には言語聴覚士になるための大きな山場、国家試験があります。 もちろん、1年次より対策は進めますが、国家試験が近くなってきたら直前対策講義を行い、最後の追い込みをし、全員合格を目指します!

国家試験は2月に行われるため、2年生の皆さんにとってはまさに卒業間近の一大イベントとなるため、直前講義をしっかり役立てて将来のための関門に挑みます。国家試験が終わると合同レクリエーションによる「送る会」、そして「卒業式」となり、2年間のキャンパスライフが終わります。

長いようで短い濃厚な2年間

入学する時にはこれからの2年間が長く感じる方も多いようですが、終わってみればあっと言う間だったという声が大半で、今後の人生の中でも特に内容の濃い時間だったと感じる方が多いようです。

このキャンパスライフを過ごして言語聴覚士となり、その道でキャリアを積んでいく方にとっては最後の学校生活なので、知識や資格だけでなく一生の友人との出会いなど、かけがえのないものを手に入れてほしいです。

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