現場(リアル)に近い学び
全学科の学生が専門領域を超えてチームを編成。2年次から始まる実践的な授業では、姉妹校の看護学科も加わり多職種との連携方法をリアルに学んでいます。この連携授業を通して、現場で即戦力となる医療人を育成します。高度化した医療現場におけるチーム医療では、患者様に効果的で効率的な質の高い医療を提供するため、個々の主体性と協調性が求められます。
Program 1
チーム医療演習
医療現場を想定した具体的な症例をもとに、「ケースカンファレンス(症例検討会)」を行います。自らの考えを明確に伝える力を養うとともに、チーム内での自身の役割を理解しながら、患者様への最善のアプローチ方法について考えていきます。
授業形式の割合
Teacher Interview
林 亜遊先生
この授業を通してどんな力を身につけてほしいと考えていますか?
多職種連携を成功させるための能力です。コミュニケーションカは元より、チームをまとめるためのリーダーシップやフォローシップも必要となります。また、チームで活躍するためには、自身の専門職としての専門知識・技術をしっかり身に付けることも重要です。対象者(患者)中心主義や倫理的問題に気づく力も養えます。なにより重要なのは他職種を尊重する気持ちです。お互いの思いやりや理解の上に多職種連携の成功の秘訣があると思います。
Program 2
学科間コラボ授業
理学療法士学科×視能訓練士学科
理学療法士学科教員から視能訓練士学科の学生へ、初めての臨地実習を迎える前に「車いす実習」を行っています。眼科外来では、車いすの患者様も多く来院されるため、現場でも活きる実践的な授業です。
言語聴覚士学科×理学療法士学科
言語聴覚士学科と理学療法士学科の学生がリハビリ内容を紹介し合ったり、理学療法士学科の教員から呼吸リハビリテーションの講義を受けるなど、講義で学んだことを落とし込む機会として実施しています。
視能訓練士学科×作業療法士学科
学生同士での職業紹介
医療総合学科×看護学科(姉妹校)
病院内の患者様の情報共有について
Program 3
地域・社会貢献(ボランティア)
地域・社会貢献活動で実践力を磨く!
本校の学生たちはそれぞれの各分野の学びを活かして、在学中にさまざまな地域・社会貢献活動に参加しています!
知識・技術はもちろん、将来医療従事者を目指すうえで、人間的にも成長することができます。
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理学療法士学科
メディカルトレーナーコースの活躍!
数々のスポーツ現場でボランティア活動を行う本コースでは、中学・高校の運動部と連携し、選手に対し、応急処置やテーピング、コンディショニング指導を行っています。理学療法士としての現場での知識・技術に加え、即時的な対応能力を育みます。また、プロのスポーツ選手などをお招きし、専門医と連携した来校型の医科学的サポートも実施しています。機能評価から、選手の身体機能の変化を見抜き、選手個々に必要な機能を高めるための【コンディショニング】【トレーニングメニュー】を提示し、選手に必要なサポートを行うことができます。今後も多くの現場を経験することで技術を磨き、スポーツ業界を支えていきます!
第15回 日本高校ダンス部選手権全国大会
大阪府立久米田高等学校ダンス部へのメディカルサポート【優勝!!】中学・高校運動部と連携、スポーツ現場で活躍!
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理学療法士学科・作業療法士学科
地域の老人会や老人ホーム・福祉施設で介護予防教室を開催!
日本が高齢化社会とうたわれ始めてから約50年、高齢化はとどまることなく加速し続けています。高齢者の方々をいかにサポート出来るかを考えることは医療職を目指すうえでは欠かせません。本校では理学療法士学科と作業療法士学科の教員と学生達が中心となり、近隣地域の老人会や老人ホーム、福祉施設で「介護予防教室」を開催しています。「肩こり予防体操」や「尿漏れ予防体操」、「認知症予防体操」など、対象者のニーズに合わせて様々な目的で実施しています。専門的な知識を持つ医療スタッフが地域の高齢者の健康増進に寄与することで、地域・社会貢献につながります。またこの活動は「地域包括ケアシステム」の先進的なモデルケースとしても取り組んでいます。
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視能訓練士関連学科(医療総合学科・視能訓練士学科3年制)
視覚障がい者マラソン大会で視覚障がいの方をサポート!
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眼科医療においてなくてはならない存在の視能訓練士。視力検査などの眼科一般検査に加え、斜視や弱視の訓練など業務内容は多岐に渡ります。また、視覚障がいを持つ方や視力が低く「見えにくさ」を感じている方々へのサポートも視能訓練士の重要な仕事の一つです。視能訓練士学科3年制と医療総合学科[視能訓練士学科1年制進学コース]の学生達は視覚障がいへの理解を深めるため、視覚障がい者マラソン大会でのボランティアに参加しています。
視覚障がいを持つランナーと同じたすきを持ち、一緒に走ったり歩いたりしながら、安心・安全に走れるようサポートをしています。ボランティア活動を通して、視覚障がいを持つ方々の気持ちに寄り添い、どのようなサポートが必要なのか、どういう風に声かけをすれば良いのかなど、視能訓練士として出来ることを常に考えることができ、臨床現場でも活かせるコミュニケーション力を身に付けることができます。 -
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視能訓練士学科3年制
アイシティ ecoプロジェクトに参加!
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言語聴覚士学科
地域のお子様に向けた「ことばの相談室」を開催!
言語聴覚士学科では、学内施設「ことばの相談室」で言語発達遅滞や発達障がいのあるお子様にお越しいただき、治療や訓練を実施しています。学生達は教員の指示のもと直接訓練や指導に関わり、学内にいながら現場での仕事を経験することで、実践力を身に付けることができます。お子様の将来を見据えて社会的なコミュニケーションスキルを身に付けてほしいという思いで、担当の学生は訓練内容を一生懸命考えながら実施しています。また、保護者の方への訓練内容の説明や情報収集をすることも必要なので、対象者に合わせて適切なコミュニケーションを考えながら実施しています。
利用者の方々にはたいへん喜んでいただいており、「ことばの相談室」での訓練が終了した後には、感謝のお手紙もいただくほどです。
臨床現場で働いている卒業生達からは「ことばの相談室での実習が今の仕事に活きていると実感している。」との声も多いです。
Program 4
海外研修
国際教育の一環として、医療先進国のアメリカで研修を受けることができます。
在校生からも非常に満足度が高く、医療人としての視野も広がる研修です。
数多くの海外提携校と協力
現地の教授陣による特別講義と実習
海外の医療・福祉機関を見学
海外提携校の現地学生と交流
2022年はオンラインでの特別補講を実施!
新型コロナウイルスの影響で渡航はできませんでしたが、学内にて海外研修特別補講を行いました。
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